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「紀伊山地の霊場と参詣道(さんけいみち)」世界遺産登録記念
大阪市立美術館 特別展「祈りの道〜吉野・熊野・高野の名宝〜」を開催
大阪市立美術館では、平成16年8月10日(火)から9月20日(月・祝)まで、特別展「祈りの道〜吉野・熊野・高野の名宝〜」を開催します。
平成16年(2004)7月、中国の蘇州で開催されたユネスコの世界遺産委員会で「紀伊山地の霊場と参詣道(さんけいみち)」が世界遺産に登録されました。本展覧会は、世界遺産登録を記念し、修験(しゅげん)をはじめ多様な信仰の歴史と伝説をもつ「吉野・大峯」、神仏が習合した熊野信仰で多くの参詣者を集めた「熊野三山」、弘法大師空海が開いた真言密教の聖地「高野山」、そしてその参詣道である大峯奥駈道(おくがけみち)や熊野古道にたたずむ寺社が所蔵する名品約250件(国宝・重要文化財約100件を含む)を特別公開します。
「紀伊山地の霊場と参詣道」は三重県・奈良県・和歌山県の3県にまたがり、今回の世界遺産には「吉野・大峯」「熊野三山」「高野山」の3つの霊場をもつ悠久の山岳地帯「紀伊山地」と、それぞれの霊場に付随する「大峯奥駈道」「熊野参詣道」(熊野古道の紀伊路と伊勢路)「高野山町石道(ちょういしみち)」の3つの参詣道が登録されています。
今回の世界遺産登録は、平成12年(2000)に登録された「琉球王国のグスクおよび関連遺跡群」(沖縄県)に続いて日本では12番目の世界遺産となり、「道」としての世界遺産は日本では初めてのことになります(世界ではスペインとフランスにまたがる巡礼道に次いで2例目)。
混迷の時代にあって、自然と人との触れあいの中から生み出された神仏と宝物の数々、その出会いが明日への活力の一端となることでしょう。
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