洛中洛外図(らくちゅうらくがいず)
江戸時代
田万コレクション
各152.2×333.2 6曲1双 紙本金地着色
室町時代後期、応仁の乱によって大きな被害をうけた京都でしたが、桃山時代になると、天下人の登場によってようやく安定します。この頃から、洛中洛外図は時代の安定の秩序回復の象徴として数多く描かれました。本作品では黄金色に輝く雲の合間に、京都の町並みや祭礼の様子、人々の日常生活のありさまなどがうかがえます。右隻には豊臣家の象徴である方広寺大仏殿が、左隻には徳川家の象徴の二条城がそれぞれ大きくあつかわれています。