白大理石 如来三尊龕
(しろだいりせき にょらいさんぞんがん )
北斉時代・天保8年(557)
山口コレクション
H55.0
龕とは石や木材を彫ってつくられた、尊像を納めるいわば厨子のようなもののことです。龕内の主尊は、まるで球状の頭部と、両膝にみられる渦巻き状の装飾的な衣のひだの表現が大きな特徴です。ちょっとお腹のでた脇侍立像を含め、三尊とも肉体のボリュームを誇張した造形といえるでしょう。龕外に刻まれた銘文によれば、本像は天保八年一月に黄海伯とその妻・汲が発願した弥勒像であることがわかります。