龍門石窟 古陽洞 供養人行列図
(りゅうもんせっくつ
 こようどう くようにんぎょうれつず)
北魏時代・永平4年(511)
山口コレクション
H24.0


龍門石窟は河南省洛陽市郊外にある中国三大石窟のひとつです。石窟の造営は北 魏時代(5世紀末)に開始され大小2000以上の窟・龕が開かれましたが、北魏時代と唐 時代に最も盛んに行われました。 古陽洞は北魏時代の龍門石窟を代表する石窟のひとつであり、石窟内には数多くの小 龕が並んでいます。本図は古陽洞北壁に開かれた菩薩交脚龕の下部にあった浮 彫で、供養人たちの行列図と造像銘の断片です。華籠をささげた僧侶を先頭に、供養 人とその侍者がつづき、その上方には名前も刻まれています。