盤谷序書画合璧
(ばんこくじょしょががっぺき )
(部分) 董其昌(1555〜1636)
明時代
阿部コレクション
40.6×677.3 絹本淡彩
この作品は、唐時代の韓愈の「盤谷序」を絵画化したものです。「盤谷序」は、官僚の要職につくことができず、隠棲するために盤谷へ向かう友人を送った時に書かれたものです。盤谷は、俗世を離れ、自然を友とする理想の生活に適したところで、序にはそこへ向かう友人の志、韓愈自身の盤谷へのあこがれが記されています。董其昌(とうきしょう)は、明未の文芸界の重鎮で、詩書画に優れ、絵画理論家でもありました。盤谷の図は、山や樹木を軟らかい皴法でうつす南宗画スタイルで描かれ、図の後には「盤谷序」の全文を録しています。