五星は五行の星、すなわち木星・火星・土星・金星・水星のことです。二十八宿は天の周囲にならび、日月と五星が天をめぐる時に宿る星のことで、天や四季などをつかさどる神です。この作品には五星と十二宿神のみが描かれており、もとは2巻本であったのが、残りの宿神が描かれていた下巻を失ったと考えられます。類例が少ないため制作年代を明確にすることはできませんが、鬼神図の古い作例のひとつとして貴重です。