銀鍍金 宝相華文透彫経箱
(ぎんときん ほうそうげもんすかしぼりきょうばこ )
南北朝時代
田万コレクション
H13.2
仏教徒にとって、釈迦の教えをまとめた経典は信仰のよりどころであり、経典をおさめる経箱は、古くから贅をこらしたものが作られました。本器は、底部をのぞく全面に優美な宝相華唐草を透かし彫りし、鍍金をほどこした華麗な経箱です。宝相華の花芯部分の随所に留め金らしい銀の芯が残っており、当初はおそらく錦の内張りがあり、金色に輝く宝相華が、より一層あざやかに浮き出していたと思われます。